11月19日 自転車泥棒

を観ました。
なんてせつないんでしょうか。


「モノクロの往年の名画」みたいな映画を観る時は
「名作名作って言われてるからってそれに引きずられてはいけない。
2010年の11月の自分が主観的に観ればそれでよいのだ」と
自分を戒めながら観てます。

映画の機材とかも今の方が発達してるし、
そういう電化製品だけじゃなくて、
編集のセンスとか技能も一日の長があって
当然今の方が優れているのだから
昔の作品を「金字塔」とか「記念碑的作品」みたいなことを付随させて評価するのは
どうなんだよ。センチメンタルもたいがいにしろよ。

と思うんですけど、

自転車泥棒、やっぱりすばらしかったですよ。
身につまされるし、面白い。
60年前の映画なのに、一時間半面白く観られましたよ。

 残るのには理由があるんですね。




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「譜めくりの女」観ました。

面白い。怖い。