12月30日 フクデミー賞 2011

今年観た映画は59本でした。去年より100本少ない。
新作旧作含めて。ほとんどDVDでしたが。

それでは、
自分が好きになった作品ランキングを発表したいと思いますよ。




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1.息もできない
2.英国王のスピーチ
3.ミッション 8ミニッツ
4.瞳の奥の秘密
5.ブラックスワン
6.奇跡
7.必死剣 鳥刺し
8.L.A.コンフィデンシャル
9.塔の上のラプンツェル
10.愛する人



「息も出来ない」を1月に観て、「最高です!」と思いましたけどそれを塗り替えることはできませんでしたね。
ごくごく個人的な内容が実は広く深い共感を呼ぶということの実証だな〜と思いました。

「英国王のスピーチ」はなにからなにまで全部いいです。映画においての「正解」って感じ。

「ミッション 8ミニッツ」。今年は大震災があって突然たくさんの方が亡くなられたっていうこともあって、どうしてもそういうことと絡めた映画の見方をしてしまうので、そういう意味で、ぼろぼろ泣きました。

「瞳の中の秘密」。かっこよかったです。タイトルに「秘密」って書いてあるとどんな秘密なんだろうと期待しちゃうわけですが、それを裏切らないビックリ秘密でした。

「ブラックスワン」。これはもう賛辞を贈らざるを得ない。血がそう言うのです。

「奇跡」。純粋に自分の願い事を大声で叫ぶ姿に泣けました。まえだまえだの演技もすんごいよかった。

「必死剣 鳥刺し」。これもかっこいいんですよ。女優陣がもっとよかったら…と思うんですが、殺陣もかっこいいし、「鳥刺し」にも度肝抜かれます。

「L.A.コンフィデンシャル」。ひさしぶりに観ましたがやっぱよかったです。

「塔の上のラプンツェル」。ディズニー映画ってどうしても「教訓話」にしなきゃいけないようなので、「何が悪で何が善なのか」の表現が間違ってはいけないわけです。間違っちゃうとすごく批判されるわけです。実際ディズニー映画はよく批判されてます。善と悪は地域や時代によっても変わりますからね。だから、ディズニー映画を観ると今の時代が透けて見える気がします。そういう意味でも面白いし、ただ単に痛快だったり、馬が面白かったり、絵もとにかくすばらしかった。こりゃあジブリもかなわねえよと思いました。






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11位以下は下記の通りです。


パッチギ!
キッズ・オールライト
フローズンリバー
孤高のメス
キック・アス
神々と男たち
クロッシング( BROOKLYN'S FINEST )
ヤコブへの手紙
ソーシャルネットワーク
潜水服は蝶の夢を見る
リトルダンサー
モリー先生との火曜日
藍色夏恋
冷たい雨に撃て、約束の銃弾を
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
デューデート
ヒックとドラゴン
デブラ・ウィンガーを探して
プレシャス
パーマネント野ばら
奇跡の海
オーケストラ!
川の底からこんにちわ
髪結いの亭主
コピーキャット
バーレスク
40歳の童貞男
がんばれ!リアム
ロビンフッド(2010)
ディア・ドクター
やさしい嘘
イン・ハー・シューズ
トゥルー・グリット
ミリオンダラーベイビー
東京島
ノーウェアボーイ 
僕の大切な人と、そのクソガキ
脇役物語
しあわせの雨傘
ノエル
サンキュー・スモーキング
終わりで始まりの4日間
ローラーガールズ・ダイアリー
フォロウィング
ヘブン
ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
脳内ニューヨーク
さまよう刃
天国の口、終りの楽園。
パンズ・ラビリンス







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続きまして、個人賞です。



今年はあんまりちゃんと映画と向き合ってこなかったので
個人にまでそんなに目が行きませんでしたから
個人賞はちょっと雑な感じでいきます。


ザッと思い返してみて、印象に残っている人をあげていきます。
しかも主演助演もごちゃまぜにします。




【男優賞】
★ヤン・イクチュン(息もできない)
まえだまえだ(奇跡)
コリン・ファース(英国王のスピーチ)
豊川悦司(必死剣 鳥刺し)
ジェフリー・ラッシュ(英国王のスピーチ)
オリヴィエ・ラブルダン(神々と男たち)
ジェシー・アイゼンバーグ(ソーシャルネットワーク)
ジョン・C・ライリー(僕の大切な人と、そのクソガキ )

最優秀賞はヤン・イクチュンに捧げたいと思います。
普段はコメディーに多く出演している方のようですが、なるほどだから顔が優しく明るい感じなんですね。
だからこそ、悲しい感じが強まったかと思います。

オリヴィエ・ラブルダンも、映画としては集団演技なんですけど、この人の野性性が映画のフックになったし、この演技によって映画の輪郭もくっきりしたんじゃないかと思います。





【女優賞】
ナタリー・ポートマン(ブラックスワン)
クロエ・グレース・モレッツ(キック・アス)
ヴェラ・ファーミガ(ミッション 8ミニッツ)
ミラ・キュニス(ブラックスワン)
アネット・ベニング(キッズ・オールライト)
メリッサ・レオ(フローズンリバー)



最優秀賞はナタリー・ポートマンに捧げざるを得ないのですが、
2つ最優秀賞があるならばミラ・キュニスにも受け取っていただきたい。
ミラ・キュニスがぐらついたら成立しない映画でした。




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今年は映画だけでなく、海外ドラマにもちょっとはまっていました。

ダメージ、グリー、グッドワイフなど観ていましたよ。