今回もまた、フクデミー賞として勝手に讃えたいと思います。
まずは主演男優賞です。
【主演男優賞】
☆ペーター・アンチェル(クプカさんのちいさな潜水艦)
アンソニー・ホプキンス(日の名残り)
ジャン・デュジャルダン(アーティスト)
ハビエル・バルデム(BIUTIFUL ビューティフル )
マックス・フォン・シドー(ペレ)
次点 ジョゼフ・ゴードン=レヴィット(50/50)
☆がついている方を最優秀とさせていただきます。
アンソニー・ホプキンスがとんでもなく素晴らしかったし、マックス・フォン・シドーにも度肝を抜かれたのですが、最優秀はペーター・アンチェルにさせていただきました。
ほとんど表情も変えずセリフも少なかったんですが存在感があってこの人が中心になって映画をひきつけてくれたからこそ映画が成立したと思います。
こんな感じでいきますよ、今年は。
さて、次は主演女優賞です。
【主演女優賞】
☆エマ・トンプソン(日の名残り) |
クリステン・ウィグ(ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン)
ティルダ・スウィントン(ミラノ、愛に生きる)
ジュリー・クリスティ(アウェイ・フロム・ハー君を想う )
次点 シャーリー・マクレーン(アパートの鍵貸します )
こちらは日の名残りのエマ・トンプソンに最優秀賞を捧げたいと思います。
ペーター・アンチェルさえいなければ、アンソニー・ホプキンスとデュエット受賞だったのですが残念。今年はそういう年です。
クリステン・ウィグも素晴らしかったです。最初から最後までずっと面白いし、ずっと心を寄せていられる。
力技でしたが、ルブナ・アザバル。いるだけで素敵なティルダ・スウィントン。本気でボケてるかと思ったよ、ジュリー・クリスティ。
さて。
【助演女優賞】
☆リア・デ・メイ(クプカさんのちいさな潜水艦)
アン・ハサウェイ(レ・ミゼラブル)
ジェシカ・チャスティン(ヘルプ~心がつなぐストーリー~、キリング・フィールズ 失踪地帯、ペイド・バック)
メリュジーヌ・マヤンス(サラの鍵 )
オクタヴィア・スペンサー(ヘルプ~心がつなぐストーリー~)
次点 メリッサ・レオ(ザ・ファイター)
順当にいくとアン・ハサウェイかジェシカ・チャスティンなんですが、セクシーかつコミカルな演技で狂言回しとして映画の推進力になっていたリア・デ・メイを最優秀にしたいと思います。
オクタヴィア・スペンサーのユーモアも、メリッサ・レオの怖さも、メリュジーヌ・マヤンスのリアルさも素晴らしかったです。
さて、次です。
【助演男優賞】
☆ ゴードン・ピンセント(アウェイ・フロム・ハー君を想う)
ジェフリー・ディーン・モーガン(キリング・フィールズ 失踪地帯)
アギー(アーティスト)
セス・ローゲン(50/50)
ブラッド・ピット (リバー・ランズ・スルー・イット)
次点 エイダン・クイン(サラの鍵 )
最優秀はとても悩みましたが、せつなさがたまらなかったゴードン・ピンセントに。アギーは犬なんですけどね、どうみても3人目の出演者なんですよ。
ジェフリー・ディーン・モーガンはこれから大スターになるはず。
次は作品賞です。