1月30日 ビフォア・ミッドナイト

ビフォア・ミッドナイト 見ましたよ。
やっぱ予告編は見ない方がいいと思いますよ。

恋人たちの距離(ディスタンス)という邦題で公開されたビフォアサンライズ

タイトルのつまらなさから当初まるで観る気のおきなかった映画でしたが、
「特異な映画」という映画評を読んで、あ、そうなのと思いまして観ましたら
おもしろいおもしろい。
ずっと喋ってる。2人が。 たしかに特異だ。


その9年後に続編ビフォア・サンセット
続編かよっ!あの約束が果たされるのかどうか答えだしちゃうのかよ!と興奮して在りし日の恵比寿ガーデンシネマまで足を運びました。
そしたら一本目よりもすばらしい。名作。
その後何度かDVDを借りて何度か鑑賞。

そしてびっくりさらに9年後ビフォア・ミッドナイト 公開ですよ。
2本目以上の賞賛を受けていることで期待に期待を重ねて新宿バルト9へ。

いやあすばらしい。

主人公2人のキャラクターが完全だから、話がフラフラとあっちこっちへ行っても人間性がぶれない。
佳境のホテルでの会話なんか並の戦争映画を見るよりも迫力があって身につまされる。

シリーズ初の集団での会話シーンがあるんですが、「集団での会話」なんて普通の映画ならなんでもないシーンのはずなのに、わざわざ「集団での会話シーンが!」って言いたくなるほどに、これまたすごい。

自分が主人公たちと同じ40代だったらもっとこの映画と寄り添えるのかもと悔しい気持ちにもなるけど、30代の自分だからこそ自分にとって道しるべとなるような、大人って、人生を生きるってこうなんだぜと教えてもらえるありがたみも強く感じられる。

 べた褒めよ。










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最後の忠臣蔵 観ました。
ねっとりしてるね、日本人。

桜庭ななみが最後までお人形だったのがちょっと残念。
顔もセリフの表情豊かだったので、後半もっと大人の女性になればいいのに!と思いながら見ました。
役所広司はすんげえうまかったです。英語喋れたら世界で大活躍できるだろうなあと思いました。

「介錯無用でござる」は英語でなんて言うんだろう。
Do it myself かな。








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フラッシュバックメモリーズ3D観ましたよ。

これ、どういう文章を書いたらいいのかわからない。

感動なんですよ。衝撃だし、 ディジュリドゥの音も胸に響くし、「神様 この記憶だけは消さないでください」の言葉に素直に泣けるわけです。

言葉に変換できないものがずっと残ってます。