10月5日 【5】在来線乗り継ぎ!北海道食べ尽くし さすらいひとり旅



夜中は大雨。
朝になっても雨。

でも朝ごはん食べてたら止んだり。
部屋に戻ったら降ったり。
天気が変わりやすい。
ほんとは富良野駅まで徒歩一時間だから歩いてみたかったけど、
傘も持ってなかったのでまたタクシーで駅まで。1700円くらい。


ペンションというものは、
心のふれあいみたいなもの、
たとえばオーナー夫婦の「東京から来られたんですか?ひとり旅はよくするんですか?私たち夫婦も東京にいたんですけど、森の中で自然な暮らしがしたいなって北海道に移住してきてペンション開いたんですよ」みたいな会話に巻き込まれるという大きな問題があります。

しかし、このペンションに限ってはまったく問題無ノ介 (←音が出ます)。

客は僕ひとりだというのにほとんど話しかけられず
夫の姿は背中を一回見ただけだし、妻もすぐに「何か用事あったら声かけてください」と消えていく。

そういえば昨晩も夜ペンションに帰ってから、小さなバーのスペースがあったので一応富良野ワインのサングリアってのを頼んで、「あぁ、飲みますかぁ」みたいな感じでサングリア出てきて、「じゃ、他に何かありましたらお声かけてください」とドアを閉めていったなぁ。

気楽ではあったけど、気楽さと寂しさは似ているものなんだね。





富良野駅から根室本線で滝川駅へ(2時間)。
滝川駅からはスーパー宗谷で札幌へ(1時間)。
札幌から小樽へは函館本線で(30分)。
乗り換え含めて全部で4時間強。

小樽についたということは、
食ってやれ、海鮮丼。
「カニ・ウニ・イクラ丼」を注文。
4000円っ!
この店で一番の高額メニュー。

8席ほどのとても狭い店のカウンターに座って
「カニ・ウニ・イクラ丼!」と注文すると
カウンター内の店員おばちゃんが「まぁ、贅沢ねぇ〜〜」と。
他の客もちょっと「おぉぉ」みたいな雰囲気。

で実際カニ・ウニ・イクラ丼が運ばれてくると、
再びは他の客が「あれよ」「あれね」みたいな雰囲気。

緊張しながら食べましたが、
海鮮丼ってのはウニを一番美味しく食べる調理法ではないですね。

こんなに贅沢なものをこんなに雑に食べちゃったりしてね〜っていうイベントですね、海鮮丼は。

で、一応運河をフラッと散策してから、札幌へ。